利 用 規 約
この利用規約(以下「本規約」という。)は、一般社団法人香川県医師会(以下「本会」という。) が本サイト(第1条において定義)で提供する本サービス(第1条において定義)の内容、利用に関する本会と利用者(第1条において定義)との間の権利義務関係を定めたものであり、本サービスの提供にあたっては本会と利用者との間に本規約が適用されるものです。本サービスをご利用される方は、本規約の各条項を了承し、本規約に同意していただく必要があります。
第1条 定義
本規約において使用する以下の用語は、以下の各号に定めるとおりとします。
(1) 「本サイト」とは、本会が運営する医業の譲り渡し、譲り受けを検討される医師を対象としたウェブサイト「かがわ医業承継支援」(https://www.kagawa-igyoshokei.jp/) をいいます。
(2) 「本サービス」とは、本会が本サイトを通じて医業承継の機会を提供するサービス、その他の医業承継支援のためのサービスの総称をいいます。
(3) 「利用者」とは、本サービスを利用する譲渡希望医師及び譲受希望医師(開業希望医師)をいいます。
(4) 「譲渡希望医師」とは、本サービスを利用して、自らの医業の譲り渡しを希望する香川県内の診療所の開設者をいいます。
(5) 「譲受希望医師(開業希望医師)」とは、本サービスを利用して、医業の譲り受け(開業)を希望する医師をいいます。
第2条 本サービスの利用
1. 本サービスの利用を希望する医師(以下「利用希望者」という。)が本規約に同意の上、本会の定める一定の情報(以下「利用者情報」という。)を本会の定める方法で本会に提供することにより、本サービスの利用を申請することができます。
2. 利用希望者は、利用の申請にあたり、真実、正確かつ最新の利用者情報を本会に提供するものとします。
3. 本会は、利用希望者又は利用者に以下の各号に定める事由があると判断した場合、本サービスの利用前・利用中を問わず、本サービスの利用を認めないことがあり、その理由については一切の開示義務を負わないものとします。
(1) 本会に提供された利用者情報に虚偽又は不正確な情報があった場合
(2) 本規約に違反したことがある者からの申請である場合、又は本規約に違反した場合
(3) その他、本会が利用を適当でないと判断した場合
4. 第1項の申請について、利用希望者が行った第1項に定める申請日から起算して1週間が経過以後、本会から本サービスの利用に関して利用を認めない旨の通知があるまでの期間、利用希望者は本サービスの利用が認められたものと認識して差し支えない。
5. 利用者は、本サービスの利用に関し本会に提供した利用者情報に変更が生じた場合、本会所定の方法により、利用者本人が直ちに変更の手続きを行うものとします。
第3条 マッチング
1. 譲受希望医師は、本サービスの利用に関し、以下の各号の定めを了承するものとします。
(1)譲受希望医師が提供した情報をもって、希望条件の確認や今後の進め方の確認等について、本会から確認の連絡があること。
(2)譲受希望医師が了承する場合、本サービスの提供に関して本会が得た当該譲受希望医師の情報を、株式会社百十四銀行(以下「百十四銀行」という。)に共有し、以後の連絡及び医業承継支援に係るサービス等は百十四銀行からも行うことができること。
(3)本会又は百十四銀行は、譲受希望医師が提供した情報もしくは口頭等にて確認した情報をもって、譲受希望医師の概要が分かり、かつ当該情報単独だけでは譲受希望医師が特定されない情報(以下、「ノンネーム情報」という。)の作成を行うこと。
(4) 譲受希望医師は、自身の希望条件に合う可能性のある譲渡希望医師のノンネーム情報に対し、マッチング希望の意思表示をすることができ、マッチング希望の意思表示をした場合、自己のノンネーム情報が譲渡希望医師に提供されること。
(5)譲受希望医師と譲渡希望医師の両者それぞれが相手方のノンネーム情報を確認後、より詳細な情報の開示を希望する場合、譲受希望医師と譲渡希望医師はそれぞれ秘密保持契約を締結の上、相手方の実名等のより詳細な情報の提供を受けることができること。
(6)譲受希望医師と譲渡希望医師の両者それぞれが、秘密保持契約締結後に得た相手方のより詳細な情報を得た上で、医業承継を見据えた両者間の面談を希望する場合、本会又は百十四銀行を通じて面談を依頼することができること。なお、秘密保持契約締結後に得た相手方のより詳細な情報を得た上で、譲受希望医師又は譲渡希望医師のいずれかが、自身の希望条件等に沿わない可能性が高いと判断した場合においては、当該秘密保持契約に記載の内容を厳守した上で、両者間の面談を含む当該マッチングを中止することができること。
(7) 前号に記載する両者間の面談をもって、マッチング成立とし、当該マッチング成立後の両者間の医業承継に係る交渉等は、双方それぞれの責任において行うものとし、本会又は百十四銀行が提供する本サービスは終了すること。但し、当該両者間の交渉等が破談となり再度本サービスを利用したい場合は、本会又は百十四銀行に交渉経緯等を説明の上、第2条の各項の定めに従い再度本サービスの利用を申請することができること。
(8) 本条第1項第3号で作成された譲受希望医師のノンネーム情報について、本会又は百十四銀行は、本サービスの提供に資すると判断した場合において、譲受希望医師の同意を得ずに譲渡希望医師に対し開示することができること。
2. 譲渡希望医師は、本サービスの利用に関し、以下の各号の定めを了承するものとします。
(1)譲渡希望医師が提供した情報をもって、希望条件の確認や今後の進め方の確認等について、本会から確認の連絡があること。
(2)譲渡希望医師が了承する場合、本サービスの提供に関して本会が得た当該譲渡希望医師の情報を、百十四銀行に共有し、以後の連絡及び医業承継支援に係るサービス等は百十四銀行からも行うことができること。
(3)本会又は百十四銀行は、譲渡希望医師が提供した情報もしくは口頭等にて確認した情報をもって、ノンネーム情報の作成を行うこと。
(4) 譲渡希望医師は、自身の希望条件に合う可能性のある譲受希望医師のノンネーム情報に対し、マッチング希望の意思表示をすることができ、マッチング希望の意思表示をした場合、自己のノンネーム情報が譲受希望医師に提供されること。
(5)譲渡希望医師と譲受希望医師の両者それぞれが相手方のノンネーム情報を確認後、より詳細な情報の開示を希望する場合、譲渡希望医師と譲受希望医師はそれぞれ秘密保持契約を締結の上、相手方の実名等のより詳細な情報の提供を受けることができること。
(6)譲渡希望医師と譲受希望医師の両者それぞれが、秘密保持契約締結後に得た相手方のより詳細な情報を得た上で、医業承継を見据えた両者間の面談を希望する場合、本会又は百十四銀行を通じて面談を依頼することができること。なお、秘密保持契約締結後に得た相手方のより詳細な情報を得た上で、譲渡希望医師又は譲受希望医師のいずれかが、自身の希望条件等に沿わない可能性が高いと判断した場合においては、当該秘密保持契約に記載の内容を厳守した上で、両者間の面談を含む当該マッチングを中止することができること。
(7) 前号に記載する両者間の面談をもって、マッチング成立とし、当該マッチング成立後の両者間の医業承継に係る交渉等は、双方それぞれの責任において行うものとし、本会又は百十四銀行が提供する本サービスは終了すること。但し、当該両者間の交渉等が破談となり再度本サービスを利用したい場合は、本会又は百十四銀行に交渉経緯等を説明の上、第2条の各項の定めに従い再度本サービスの利用を申請することができること。
(8) 本条第2項第3号で作成された譲渡希望医師のノンネーム情報について、本会又は百十四銀行は、本サービスの提供に資すると判断した場合において、譲渡希望医師の同意を得ずに譲受希望医師に対し開示することができること。
3. マッチング成立後の医業承継に係る最終契約に向けた交渉において、譲受希望医師又は譲渡希望医師が希望する場合、本会は百十四銀行を紹介し、当該交渉の支援を依頼することができるものとします。
第4条 料金
1. 本サービスの利用については、無料とします。
2. 本サイト及び本サービスの利用に係る通信費その他の経費については、利用者が負担するものとします。
第5条 本会等への報告
本会(第3条第1項第2号および第3条第2項第2号において了承した場合は百十四銀行も含む)は利用者に対し、第3条で定めるマッチング成立後の交渉の状況について、報告を求めることができるものとし、当該利用者は本会からの報告の求めに対し、協力するものとします。
第6条 禁止事項
利用者は、本サービスの利用にあたり、以下の各号に定める行為をしてはなりません。
(1) 法令又は公序良俗に違反する行為
(2) 本サービスが予定している利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為
(3) 本会のサービスの運営を妨害するおそれのある行為
(4) 他の利用者に関する個人情報等を収集又は蓄積する行為
(5) 本サービスによって得られた情報を商業的に利用する行為
(6) 本会、本サービスの他の利用者又はその他の第三者のサーバー又はネットワークの機能を破壊したり、妨害したりする行為
(7) 本サービスを提供するネットワーク若しくはシステムに不正にアクセスす
る行為、又は不正にアクセスを試みる行為
(8) 不正な目的を持って本サービスを利用する行為
(9) 他の利用者等になりすます行為
(10) 本会、本サービスの他の利用者又はその他の第三者に、不利益、損害又は
不快感を与えることを目的とする行為
(11) 本会、本サービスの他の利用者又はその他の第三者の知的財産権、肖像権、
プライバシー、名誉その他の権利又は利益を侵害する行為
(12) 本会のサービスに関連して、反社会的勢力に対して直接又は間接に利益を
供与する行為
(13) 前各号に定めるほか、本会が不適切と判断する行為
第7条 本サービスの停止等
1. 本会は、以下の各号のいずれかに該当する場合には、利用者に通知することなく、本サービスの全部又は一部の提供を停止又は中断することができるものとします。
(1) 本サービスにかかるコンピュータシステムの保守点検又は更新を行う場合
(2) コンピュータ又は通信回線等が事故により停止又は中断した場合
(3) 地震、落雷、火災、風水害、停電又は天災などの不可抗力により、本サービスの提供が困難となった場合
(4) 法令による規制、司法・行政命令等が適用された場合
(5) その他、本会が本サービスの提供が困難と判断した場合
2. 本会は、本サービスの提供の停止又は中断により、利用者が被ったいかなる不利益又は損害についても、一切の責任を負わないものとします。
第8条 本サービスの終了
1. 本会は、本サービスを終了する場合、事前に利用者に対し本サービスを終了する旨を書面で通知するものとします。この場合、本サービスは本会が指定する日をもって終了するものとします。
2. 本会は、本条に基づき本会が行った措置により利用者に生じた損害等について、一切の責任を負わないものとします。
第9条 知的財産権
本サービス及び本サービスに関連する一切の情報についての著作権及びその他の知的財産権は、すべて本会又は本会にその利用を許諾した権利者に帰属し、利用者は無断で複製、転用、 転載、譲渡、貸与、公衆送信、配布等をしてはならないものとします。
第10条 利用者の申出による利用の停止
1. 利用者が本サービスの利用の停止を希望する場合、利用中止後の利用者情報の取り扱いは、第12条の規定に従うものとします。
第11条 本会による利用の中止等
1. 本会は、利用者が以下の各号のいずれかに該当する場合には、事前に通知をすることなく、当該利用者に対して本サービスの利用を停止しできるものとします。なお、利用者は、以下の第1号又は第2号に該当することが判明した場合は、直ちに本会に対して通知するものとします。
(1) 本規約のいずれかの条項に違反した場合
(2) 登録情報に虚偽又は不正確な事実があることが判明した場合
(3) 長期間にわたり理由なく連絡が取れない場合
(4) その他、本会が本サービスの利用を適当でないと判断した場合
2. 本会は、本条に基づき本会が行った措置により利用者に生じた損害について、一切の責任を負いません。
第12条 個人情報の取扱い
1. 本会は、本サービスの利用によって取得する個人情報について、別途定める「プライバシーポリシー」に従い適切に取り扱うものとします。
2. 本会又は百十四銀行は、利用者が本会へ提供した情報について、個人が特定されない形で統計等のデータを作成することができ、当該データの所有権等は本会又は百十四銀行に属し、本会又は百十四銀行の裁量で利用することができるものとします。
第13条 非保証・免責
1. 本会は、本サイト及び本サービスが利用者の特定の目的に適合すること、本サービスにより案件成約に至ること、本サービスの利用が利用者に適用のある法令等に適合すること、本サービスを通じて提供される情報が完全、真実、正確及び有用であることのいずれについても何ら保証するものではありません。
2. 本会は、本サービスにおいて、利用者が期待する結果の実現について一切保証するものではありません。利用者は、本サービスを利用した結果について、本会に対して何ら請求権を有しないものとします。
3. 本会は、利用者が本サービスの利用によって、他の利用者又はその他の第三者に対して損害を与えた場合は、一切の責任を負いません。
4. 本会は、システムダウン・サーバーエラーなどの障害、データへの不正アクセス、本会の責めに帰さない事由による情報の漏洩等により生じた損害について、一切の責任を負いません。
5. その他本サービスに関して利用者に生じた損害等については、本会の責めに帰すべき事由がある場合を除き、一切の責任を負いません。
第14条 自己責任の原則
1. 利用者は、本サイト及び本サービスの利用に関し、利用者自ら行った行為及びその結果について、一切の責任を負うものとします。
2. 利用者は、本会が紹介する提携先と契約する場合には、自らの判断及び責任において契約を締結するものとし、利用者と提携先との間で生じるトラブル等について、本会はいかなる責任も負わないものとします
第15条 損害賠償
利用者が本規約に違反して、本会、本サービスの他の利用者又はその他の第三者に損害を与えた場合は、利用者はその損害を賠償するものとします。
第16条 権利義務の譲渡禁止
利用者は、本会の書面による事前の承諾なく、利用契約上の地位又は本規約に基づく権利若しくは義務を第三者に譲渡し、又は担保に供することはできません。
第17条 本規約の変更(改訂)
本会は、利用者の一般の利益に適合するときは、利用者の承諾を得ることなく本規約を変更できるものとします。変更後の利用規約は、本サイト上に掲示された時点から効力を生じるものとし、利用者は、自らの責任において確認するものとします。利用者が効力発生日以降に本サービスを利用する場合は、当該利用者は本規約の変更に同意したものとみなします。
第18条 準拠法及び管轄裁判所
本規約の解釈にあたっては日本法を準拠法とし、本サービスに関して紛争が生じた場合には、高松地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
附則
本規約は、2023年7月20日から施行する